第32回肝類洞壁細胞研究会学術集会事務局
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 内
担当 政木 隆博
電話:03-3433-1111(内線2291) / FAX: 03-5401-0467
E-mail: tmasaki@jikei.ac.jp
2018年12月吉日
謹啓
師走の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、12月1日(土)、2日(日)の2日間、東京慈恵会医科大学にて開催させていただきました第32回肝類洞壁細胞研究会学術集会に際しまして、格段のご高配を賜り誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、100名を超える研究者、学生の皆様に参加いただき、有意義な研究会となりました。
今回の学術集会では、「肝臓の細胞相関・臓器相関」をテーマとさせていただきましたが、特別講演、教育講演ばかりでなく一般講演の中にも、テーマに沿った多くの発表があり、熱い討議をいただきました。ご講演者はもとより、予定通りの進行に努めていただきました座長の先生方、発表者に貴重なコメントをお話しいただいたコメンテーターの先生方にも、ご協力に感謝申し上げます。
研究会の運営に際し、不慣れなため不行き届きな点もあったと存じますが、何卒ご寛容の程お願い申し上げます。
略儀ながら書中を持ちまして学術集会終了のご挨拶と御礼を申し上げますとともに、皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。
なお、2019年の第33回学術集会は大阪市立大学 機能細胞形態学講座 池田一雄教授を当番世話人として、11月30日(土)、12月1日(日)に大阪で開催されます
謹白
第32回肝類洞壁細胞研究会学術集会
当番世話人 松浦 知和
(東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座)
この度、歴史ある肝類洞壁細胞研究会の第32回学術集会を2018年12月1日(土)、2日(日)の2日間、東京慈恵会医科大学において開催させていただきます。
現在、慢性C型肝炎については、特効薬が開発され、ウイルスの駆除が可能となりました。しかし、たとえC型肝炎ウイルスを駆除できたとしても、その後の発癌に対するケアが必要です。糖尿病と肝癌の関係も重要です。腸内細菌と胆汁酸の関係も古くて新しいテーマです。骨粗鬆症と肝臓の関係なども今後の課題となると思います。第32回学術集会では、臓器間ネットワークから肝臓病の病態を考えてみたいと思い、テーマを「肝臓の細胞相関・臓器相関」とさせていただくことにいたしました。
特別講演を橫浜市立大学大学院 医学研究科 臓器再生医学の谷口英樹教授にヒトiPS細胞から作製したLiver bud研究の展開について、日本大学 医学部 生化学の槇島誠教授には核内レセプターリガンドとしての胆汁酸の役割についてご講演をお願いしております。愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科の日浅陽一教授には安定同位体呼気試験について教育講演をお願いしております。 せいてつ記念病院の妹尾春樹先生(秋田大学名誉教授)は、類洞壁細胞の代表ともいえる星細胞とビタミンAについて長く研究を進められてこられました。今回は、“生体のビタミンA貯蔵細胞系”についてお話をいただきます。 ランチョンセミナーでは、脇田隆字先生から「C型肝炎の抗ウイルス療法の至適化と、SVRによる肝組織微細構造変化について」、小嶋聡一先生には「FibrogenesisマーカーTGF-βLAP-Dの基礎から臨床への応用」というご演題でお話しいただきます。
また、例年一般演題は35題前後の応募があり、活発な質疑が繰り広げられ、日本の肝臓病学の基礎と臨床の発展に多大な貢献をするとともに、若手研究者が本研究会を通じて日本の代表となる研究者に育ってまいりました。薬学・生命科学・農学・化学など医学以外の研究分野の先生方との交流の場でもあります。
東京慈恵会医科大学は東京都港区の愛宕山の麓にあり、東京駅・羽田空港からもアクセスの良い立地です。多くの皆様のご参加と熱い討議をお待ちしております。
平成30年9月吉日
第32回肝類洞壁細胞研究会学術集会
当番世話人 松浦 知和
東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 教授
演題登録期限を10月22日(月)まで延長いたします。
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 内
担当 政木 隆博
電話:03-3433-1111(内線2291) / FAX: 03-5401-0467
E-mail: tmasaki@jikei.ac.jp